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「お菓子を買うような感覚で、仮想通貨を始められないかな?」
そう考えたことはありませんか。
ニュースやSNSで話題のビットコインに興味はあるけれど、取引所の口座開設や銀行振込はなんだか面倒に感じますよね。
実は、銀行口座やクレジットカードがなくても、近所のコンビニから現金で手軽に仮想通貨投資を始める方法があります。
この記事では、コンビニを使って現金でビットコインなどの仮想通貨を購入する具体的な手順や、知っておきたいメリット・デメリットを初心者の方にも分かりやすく解説します。
結論:コンビニで仮想通貨は「間接的」に買える!その仕組みとは?

いきなり結論からお伝えします。
コンビニのレジで、プリペイドカードのようにビットコインを直接購入することはできません。
しかし、「コンビニ入金」という方法を使えば、実質的にコンビニの現金で仮想通貨を買うことが可能です。
これは、ネット上の仮想通貨屋さんである「仮想通貨取引所」に開設した自分の口座に、コンビニの端末やATMを使って現金を入金する仕組みです。
口座にお金が入ってしまえば、あとはスマホアプリから好きなタイミングでビットコインなどを購入できます。
なぜ「レジで直接購入」はできないのか?
では、なぜお店で直接買えないのでしょうか。
それは、仮想通貨が法律で定められた金融商品の一種であり、取引の際には「誰が・いつ・いくら取引したか」を記録する必要があるためです。
そのため、プリペイドカードなどとは違い、必ず金融庁に登録された仮想通貨取引所を通じて、本人確認を済ませた上で取引を行う決まりになっています。
少し手間に感じるかもしれませんが、安全に取引を行うための大切なルールなのです。
「コンビニ入金」で仮想通貨を買う流れを2ステップで解説
コンビニ入金を利用した仮想通貨の購入は、とてもシンプルです。
全体の流れは、たったの2ステップで理解できます。
- コンビニで取引所の自分の口座にお金を入れる
- そのお金を使って、スマホから好きな仮想通貨を買う
このように、コンビニはあくまで「仮想通貨を買うためのお金を入金する場所」と考えると分かりやすいでしょう。
始める前に知っておきたい!コンビニ入金のメリット・デメリット

コンビニ入金はとても手軽ですが、利用する前に知っておきたい良い点と注意点があります。
始める前に両方を理解して、自分に合った方法か判断しましょう。
メリット | デメリット |
---|---|
銀行口座やクレジットカードが不要で、現金で入金できる | 銀行振込に比べて手数料が割高になる場合がある |
銀行の営業時間を気にせず、24時間365日いつでも入金できる | 1回あたりの入金上限額が定められている |
思い立った時にすぐ入金でき、取引のチャンスを逃しにくい | 対応しているコンビニや取引所が限られる場合がある |
メリット:現金OK・24時間対応で銀行いらず!
最大のメリットは、その手軽さです。
銀行の窓口やATMの営業時間を気にする必要がなく、深夜や休日でも思い立った時にすぐ入金できます。
また、「クレジットカード情報をネットで登録したくない」「まずは手持ちの現金で試してみたい」という方にとっても、安心して利用できる方法です。
急な価格変動があった際に「今すぐ買いたい!」と思っても、銀行振込では反映が翌営業日になることもありますが、コンビニ入金なら即座に反映されることが多く、取引のチャンスを逃しにくいのも魅力です。
デメリット:手数料が割高?知っておくべき注意点
一方で、注意点もあります。
それは、銀行振込の手数料(数百円程度)に比べて、コンビニ入金の手数料は少し高めに設定されていることです。
例えば、コインチェックでは3万円未満の入金で770円の手数料がかかります。1
そのため、500円や1,000円といった少額すぎる入金だと、手数料の割合が大きくなってしまう点には注意が必要です。
また、1回あたりに入金できる金額の上限が30万円までと決まっている場合が多く、大きな金額をまとめて入金したい方には不向きかもしれません。
【スマホで3ステップ】コンビニ入金でビットコインを買う全手順を徹底解説

それでは、実際にコンビニ入金でビットコインを購入するまでの全手順を3つのステップに分けて見ていきましょう。
スマホさえあれば、誰でも簡単に始められます。
STEP1:まずは口座開設!コンビニ入金対応の取引所を選ぶ
最初に、仮想通貨取引所の口座を開設します。
これは、仮想通貨を保管しておくための自分専用のネット口座を作るイメージです。
多くの取引所では、スマホアプリからメールアドレスと本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど)を登録するだけで、10分ほどで申し込みが完了します。
審査が完了すれば、すぐに取引を始められます。
どの取引所を選べばよいか分からない方は、後述する「コンビニ入金におすすめの仮想通貨取引所3選」を参考にしてみてください。
STEP2:最寄りのコンビニで現金を入金する【セブン・ローソン・ファミマ別】
口座開設が完了したら、次はいよいよコンビニで現金を入金します。
ここでは、主要なコンビニでの手順を見ていきましょう。
基本的な流れは、どのコンビニでも同じです。
- 取引所のアプリで「コンビニ入金」を選択し、入金額を入力。
- 画面に表示される「受付番号」や「確認番号」などを控える。
- コンビニ店頭の端末に番号を入力し、申込券を発行する。
- 申込券をレジに持って行き、現金で支払う。
支払いが完了すると、通常は数分〜数十分で取引所の口座に入金が反映されます。
STEP3:取引所アプリでビットコインを購入する
無事に口座への入金が確認できたら、最後のステップです。
取引所のアプリを開き、ビットコインを購入しましょう。
多くのアプリには「販売所」という初心者向けの取引画面があります。
そこで購入したい仮想通貨(今回はビットコイン)を選び、買いたい金額(例:500円)を入力して「購入」ボタンをタップするだけで取引は完了です。
これで、あなたもビットコインの保有者です。
【初心者向け】コンビニ入金におすすめの仮想通貨取引所3選を徹底比較

「どの取引所を使えばいいの?」という方のために、コンビニ入金に対応していて、特に初心者の方におすすめの取引所を3つ厳選しました。
それぞれの特徴を比較して、自分に合った取引所を選んでみましょう。
取引所名 | 特徴 | コンビニ入金手数料(税込) |
---|---|---|
Coincheck | アプリの使いやすさがNo.1。直感的な操作で初心者でも迷わない。 | 3万円未満:770円 3万円以上30万円以下:1,018円 |
bitFlyer | 運営実績が長く、セキュリティに定評がある。安心して始めたい人向け。 | 330円 |
BitTrade | 取扱銘柄数が国内トップクラス。色々な通貨に興味がある人向け。 | 695円〜1,005円 |
Coincheck(コインチェック):アプリDL数No.1!直感操作で一番人気
Coincheckは、何よりもスマホアプリのシンプルさと使いやすさが魅力です。
「販売所」の画面は非常に見やすく、仮想通貨の売買が初めての方でも直感的に操作できます。
取扱銘柄数も豊富で、まずはここから始めてみるという方も多い、定番の取引所です。
コンビニ入金の手数料は少し高めですが、その分、使いやすさでカバーしていると言えるでしょう。1
bitFlyer(ビットフライヤー):安心のセキュリティ!長年の運営実績
bitFlyerは、2014年から運営されている国内でも老舗の取引所の一つです。
長年の運営で培われた強固なセキュリティ体制に定評があり、「大切な資産を預けるのだから、安全性を最も重視したい」という方に最適です。
コンビニ入金の手数料が比較的安価なのも嬉しいポイントです。
安心して仮想通貨取引を始めたいなら、有力な選択肢となるでしょう。
BitTrade(ビットトレード):取扱銘柄が豊富!色々な通貨に挑戦したい人向け
BitTradeは、取扱っている仮想通貨の種類が国内トップクラスに多いのが特徴です。
最初はビットコインから始めるとしても、「慣れてきたら、他の色々なアルトコインにも投資してみたい」と考えている方にはぴったりの取引所です。
将来的な投資の幅を広げておきたいなら、BitTradeを選んでおくと良いでしょう。
コンビニでの仮想通貨購入に関するQ&A

最後に、コンビニでの仮想通貨購入に関してよくある質問や疑問にお答えします。
手数料は結局いくらかかるの?入金と購入の合計コスト
仮想通貨取引でかかるコストは、主に2種類あります。
一つは、今回解説した「コンビニ入金手数料」です。
もう一つは、仮想通貨を購入する際に発生する「スプレッド」です。
スプレッドとは、仮想通貨の購入価格と売却価格の差額のことで、これが取引所にとっての実質的な手数料となります。
そのため、実際に支払うコストは「入金手数料 + スプレッド」の合計になります。
特に少額の取引では、これらのコストが利益を上回ってしまう可能性もあるため、注意が必要です。
500円みたいな少額でも本当に買える?どのくらい儲かる可能性がある?
はい、多くの取引所では500円程度の少額から仮想通貨を購入することが可能です。2
そのため、「まずはお試しで」という感覚で気軽に始めることができます。
ただし、投資額が500円であれば、当然リターンもそれに応じた金額になります。
例えば、ビットコインの価格が将来的に2倍になったとしても、500円の投資は1,000円になるだけです。
大きな利益を狙うというよりは、まずは仮想通貨の値動きや取引の感覚を掴むための第一歩と考えると良いでしょう。
「ビットキャッシュ」とは違う?電子マネーとの混同に注意
コンビニで「ビットキャッシュ」という電子マネーが販売されていますが、これは今回解説している仮想通貨の「ビットコイン」とは全くの別物です。
ビットキャッシュは、オンラインゲームの課金やネットショッピングの支払いに使える、日本円の価値を持つプリペイド式の電子マネーです。
一方で、ビットコインは価格が常に変動する資産であり、投資対象となるものです。
名前が似ているため混同しやすいですが、両者は全く異なるものだと覚えておきましょう。
まとめ:コンビニ入金を活用して、今日から仮想通貨の世界を体験しよう!

この記事では、コンビニの現金で仮想通貨を購入する方法について解説しました。
最後に、重要なポイントを振り返りましょう。
- コンビニで仮想通貨を直接買うことはできない。
- 「コンビニ入金」を使えば、取引所の口座に現金を入金し、間接的に購入できる。
- メリットは「手軽さ」、デメリットは「手数料が割高な場合がある」こと。
- まずは少額から、お試し感覚で始めてみるのがおすすめ。
仮想通貨取引は、もはや特別な知識がなくても、スマホ一つで誰でも気軽に始められる時代になりました。
もし少しでも興味が湧いたら、まずはコンビニ入金に対応した取引所の口座を開設するところから始めてみてはいかがでしょうか。